婚活している人に多いのが会話が続かないという悩みです。
この悩みって意外と簡単に克服できるのにもかかわらず、自分ひとりで悩んでしまうと負のスパイラルに陥りやすいワナが・・。
『会話に苦手意識』⇒『緊張して話せない・・』⇒『相手に嫌われた・・』⇒『さらに会話に苦手意識が・・』
特に婚活パーティーの席では限られた短い時間の中で相手を知らなきゃいけないのに、慣れない雰囲気の中、緊張してしまい会話の糸口を見つけられずタイムアウトってこともあるのではないでしょうか。
私も会話が苦手。でした。過去形ですね。
相手がタイプだったり、好きな人だといつもの陽気な自分が影を潜め、途端に無口になったり考えがまとまらず口下手になってしまうんです。
今はそんなことありませんよ。歳をとったから?とも考えましたが、やはり経験を重ねたことが克服できた一番の理由なんじゃないかと思います。
もしあなたが話ベタに悩んでいるなら参考にしてみてください。難しいことはありませんよ。
Contents
会話が続かない2つの原因
ほとんどの場合、その原因は2つに分けられると思います。
①人見知りな性格
②自分に自信がない
3つめに『相手に興味がないがない』というのもありますが今回は関係ないと思うので除外します。
①人見知りな性格
仲の良い友達とは話せるのに、初対面の人だと話せない・・。緊張してしまって言葉が出てこない・・。
そんな方にまず覚えてもらいたいのは、「あなたの目の前にいる初対面の相手は敵ではない」ということ。
人見知りな人は無意識のうちに相手を敵だと判断し警戒心を持ってしまいがちです。でも実際はそうではありませんよ。誰とでも会話できる人を観察してるとわかります。表情も柔らかで気持ちのバリケードを作らないため、相手も話がしやすいんです。
もう一度言います。
「相手は敵ではありません。あなたの事を嫌いと思っていない」。こう考えると少しは気が楽になりませんか?
まずは普段の生活の中で身近な人にあいさつしてみることをおすすめします。「おはようございます」「こんにちは~」。相手があいさつを返してくれるとこう感じるはずです。
「相手は敵じゃないんだ。なんで今までこんな簡単なこともできなかったんだろう。」って。
難しく考えないでください。ただ、あいさつするだけです。
②自分に自信がない
過去の自分もそうでした。相手にどう思われるか気になって、少しでも自分を良く見せたいと思っているんですよね。そうなると、いつの間にか変な笑顔になったり、嫌われないように頭の中であれこれ考え始めます。相手もなんとなく話しづらい空気を敏感に感じ取ってしまい、二人の間には微妙な雰囲気が・・。
特に男性は注意しましょう。
女性は自信のある男性に惹かれる傾向があります。あなたがいつまでもモジモジしていては、女性は興味を失ってしまいます。多少たどたどしい話し方になったとしても、相手の目を見て誠実に話すことが大切です。
もし言葉に詰まってしまったら「素敵な方なので緊張してしまって、すいません」と素直にエクスキューズすれば女性もわかってくれるでしょう。
シンプルに考えよう!
会話が苦手な人は頭の中で考えすぎてるのではないでしょうか。会話のきっかけなんて何でもいいんです。
天気のこと。趣味のこと。今、目に見えるもの。なんでも。そして必ず、相手に質問することを忘れずに。
その後は連想ゲームのように話題をふくらませるだけ。
例えば
「そのネクタイ、とても素敵な色ですね。」
「そうですか?うれしいな」
「とても似合ってると思いますよ。私の好きな色はそのネクタイと同じ青なんです。だから海を眺めるのが好きで・・。○○さんの好きな色は何ですか?」
⇒服装を褒められて嫌な気分になる人はいません。ただ、買った店やブランドは男性から言わない限り、聞かないほうがいいでしょう。
「今日は暑いですよね」
「そうですね」
「趣味で自転車に乗るんだけど、さすがにこんなに暑いと無理だよね。何か趣味はありますか?」
⇒簡単な天気の話と2つ目の話題を組み合わせて用意しておくのもいいですよ。
ワンポイントテクニック!中級編
慣れてきたら実践したいのが、相手の小さなポイントを見逃さず拾ってあげるテクニック。以前、こんな指摘をしたら喜ばれた経験があります。
会社の飲み会に、一人の同期が婚約者(女性)を連れてきました。彼女は同期のみんなと初対面だったのでちょっと緊張しているようでした。そこで私は何か打ち解けられるきっかけがないか探していたところ、彼女の靴下が目に飛び込んで来たんです。
彼女の靴下は、靴下自体にペディキュア(足の爪のマニキュア)をした素足が描かれている面白いデザイン。そこで私は直接彼女に指摘するのではなく、あえて、同期の女性に「最近ペディキュアしてる?」と聞く作戦に。当然同期は「してないけど、なんで?」と聞き返してきたので「婚約者の○○さんはペディキュアしてるんだよー。」と靴下を指差したんです。
もちろんその話題でみんな大盛り上がり。婚約者もスッと会話の中に入ってこれるようになりました。
なぜ、直接婚約者に指摘せずに同期に話したかというと、直接指摘しても二人だけの話で終わってしまう可能性があったからです。同期一人巻き込めば、みんなの注目を集められますからね。
小さなポイントって実はその人なりの趣味や主張だったりするんです。その婚約者からは「この靴下に気づいた人はじめてです。うれしいー」と言われました。突っ込み待ちだったんですね。
話ベタなら聞き上手になれ!
そうはいっても、いきなり話がうまくなることはありません。やはり練習が必要です。はじめのうちは考えすぎて頭がショートしてしまうこともあるでしょう。
質問がうまく見つからなければ聞き手になりましょう。
昔から「話し上手は、聞き上手」といいますよね。話し上手さんは相手の話をよく聞き、絶妙のタイミングで相手の話をふくらませることができます。きちんと聞いてるからこそ、相手が欲しがる質問を用意できるのです。
そんな質問ができると相手はうれしくなって、ドンドン自分から話をしてくれ、またあの人と話がしたい、一緒にいてとっても楽しい!と思ってくれるようになりますよ。
リアクション上手になろう!
相手の話にリアクションしてあげることはとっても大切。リアクションが薄い人と話なんてしてくないですよね。
「そうなんだ」「へぇー」「うん」
いくら一生懸命聞き手に回っていても、こんな相槌ばかりをしていては、相手は「面白くないのかな・・」「聞いてないんじゃないかな・・」と不安になってしまいます。
そんな時におすすめなのが、会話を同調させる「ミラー効果」です。
ミラー効果とは無意識に好意を持つ相手と同じ動作をとるというもの。例えば相手が笑ったらあなたも笑う。相手が飲み物を飲んだらあなたも飲む。髪を触ったら、あなたも触る。など。
これをリアクションにも取り入れ、相手が「この前、映画を見てきたんだ」と言ったら「へぇー、映画を見に行ったんだー。どんな映画だったの?」と、相手の言葉を繰り返しながら相槌を打ちます。質問をまぜることで、こちらがちゃんと話を聞いてるとアピールできますね。
沈黙になってもあたふたしない!
時に訪れる、いやーな沈黙。今すぐにでも逃げ出したい!
そんな時は先ほども紹介しましたが、緊張していることを伝えましょう。使えるのは1度だけですが、素直なあなたに逆に好印象を持たれることだってあります。
心の中でひとつ深呼吸して次の話題に備えましょう。
いかがでしたか?
『質問しながら話をふくらませる』『相手の話を良く聞く』『リアクションをとる』。
難しくないでしょ?今回は今すぐ簡単に実践できるものばかりを紹介しました。普段の生活で取り入れることで婚活だけじゃなく職場での人間関係も良くなりそうですよね。
相手を楽しませる会話ができれば鬼に金棒。そのためにもたくさんの場数を踏むことが一番です。ぜひこの記事を参考にして今日からコミュニケーションを楽しんでくださいね。